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密着ドキュメント 第2回 「スーパーサラリーマン:hitabon氏の休日」(4/4)

hitabon    長男  次男 
2011.05.23   [密着ドキュメント]




前回までのお話
密着ドキュメント 第2回 「スーパーサラリーマン:hitabon氏の休日」(1/4)
密着ドキュメント 第2回 「スーパーサラリーマン:hitabon氏の休日」(2/4)
密着ドキュメント 第2回 「スーパーサラリーマン:hitabon氏の休日」(3/4)

■18:00
今回も無事取材を終える事が出来る、そう思っていた我々撮影スタッフだったが、この後、我々の常識では信じられない出来事が起こる。

ショッピングーモールから帰宅し自宅でくつろいでいたhitabon一家。
その時、まだ1歳になったばかりの次男君が突然天井を指し、そして。

次男「○¢Б^Д●‰※」

言葉にならない何かを呟いた。

嫁「たまにああやって何かを指差して喋るんですよ」

次男「ε◆≧‡Μ∽п」

hitabon「ははは、かわいいなぁ」

次男「^Д●п∽∬α」

長男「次男、前回は普通に喋れる設定だったような…」

次男「√⇒пβъ≒」

hitabon「それは大人の事情だから。実際はまだ喋れないだろ?」

次男「●п∽пβп†」

長男「まあ、うん・・・」



微笑ましい家族の一コマ。
しかし。
撮影を行っていたカメラマンだけが何故か浮かない顔をした。

一旦hitabon一家の撮影を止め、カメラマンに事情を聞く。

スタッフ「どうしましたか?」
カメラマン「いや・・・さっきの次男君の言葉が少し気になって」
スタッフ「気になる?」
カメラマン「はい・・・実は以前にもあれと似たフレーズを聞いた事がありまして・・・」
スタッフ「一体どこで?」
カメラマン「アマゾンの秘境へ行った時の事です。宇宙からの電波を受信することが出来る、という部族を撮影しに行きました。その部族の首長のみが、宇宙から流れてくる電波を発声することが出来ました。」
スタッフ「それで・・・?」
カメラマン「私達も実際にその電波を聞かせてもらいましたが、まさにそれが先程の次男君のようなフレーズでした。当然、あのフレーズそのままでは何を言っているのか分かりませんでした。」
スタッフ「どうやったら内容を理解出来る?」
カメラマン「日本に帰ってきた後、AD達と何とかあのフレーズを理解出来ないかと試行錯誤していた時、偶然テープを逆再生にしてしまったのです。するとある言葉が聞こえてきたのです」
スタッフ「一体何と・・・?」
カメラマン「その時はただ、"メッセージ"という単語だけが逆再生する事で聞こえてきました」
スタッフ「なるほど・・・では皆さんを集めて、先程のVTRで試してみましょう」

こうして急遽我々は先程の次男君の言葉を検証してみることした。


hitabon「いやぁそんな深い意味ないですってば」
嫁「電波とかありえないですって」
長男「電波ソング!」

hitabon一家は皆カメラマンの話が信じられないようだった。
先程次男君が発した謎のフレーズは5つ。まずその一つ目を逆再生してみる。


次男「オマエタチノホシヲ シンリャクスル」

その場の誰もが息を飲んだ。
次男君だけが訳も分からず、TVの画面をみながらきゃっきゃ喜んでいた。
震える指で2つ目の言葉を逆再生する。

次男「カセイハスデニ ワレワレノモノダ」

誰もがTVのスクリーンに見入っていた。
そして3つ目。

次男「シンリャクヲ ヤメテホシクバ」

皆、事態の重さにだんだんと気が付き始めた。
4つ目。

次男「クガツマデニ ツギノコトヲ ジッコウシロ」

9月。あと3ヶ月程度しかない。一体何を。
そして最後のフレーズ。

次男「レンコンノ・・・ア、チョットオカアサン シズカニシテヨ イマ チキュウヘノ メッセージ ロクオン シテイルノダカラ」

静寂が部屋の中を支配した。次男君のメッセージはこれで全てだった。

hitabon「…蓮根?」
スタッフ「確かに最後、そう言いかけた気がしますね・・・」
嫁「蓮根の料理、作りましょうか?」
カメラマン「いや・・・そういう事ではないはずだと思うのですが・・・」

誰も、この宇宙からのメッセージの真意を掴む事が出来なかった。
その時。
長男君が立ち上がり、台所へ駆け出していった。

嫁「どうしたの?」

そして、ハイハイン(赤ちゃん用のお菓子)を片手に戻ってくる。

長男「次男、はいどーぞ」

すると次男君が笑顔でお菓子を食べ始めた。

hitabon「長男、一体どういう事だ?」

長男「次男がね、お菓子欲しいんだって」

嫁「どうして分かったの?」

長男「だって、次男がさっきのメッセージで言ってたよ」

マエタチノホシヲ シンリャクスル」
セイハスデニ ワレワレノモノダ」
ンリャクヲ ヤメテホシクバ」
ガツマデニ ツギノコトヲ ジッコウシロ」
ンコンノ・・・ア、チョットオカアサン シズカニシテヨ イマ チキュウヘノ メッセージ ロクオン シテイルノダカラ」

長男「ほらね」

hitabon「何という事だ。次男は打ち勝ったのだ。宇宙からの電波に打ち勝ったのだ」

嫁「なんて頭のいい子なのかしら」

スタッフ「・・・」

こうしてスーパーサラリーマンhitabon氏の一日が終わった。彼の一日は家族への愛と、宇宙に対する情熱で溢れていた。万が一9月に何者かが侵略にやってきたとしても、hitabon一家がいれば大丈夫であろうと我々撮影スタッフは確信することが出来た。

そして明日もまた、この広い日本の片隅で、一人のサラリーマンが家族のために奮闘するのだろう。

製作 
「僕と僕の世界の日記」

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一部過剰な演出もございますが、当番組は本質的にはノンフィクションです

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