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さわやか4組 第2回 愉快な仲間達と夏の夜の完全犯罪

2011.05.08   [さわやか4組]




ここは、とある小学校の3年4組。

キーンコーンカーンコーン

ガラガラ

「起立」「礼」「着席」

先生「みなさん、おはようございます」
生徒「おはようございます」
先生「さて、今日の授業は”僕と僕の世界の日記”のボツ日記を考える第二弾になります」
生徒「は~い」
たける「先生!質問!」
先生「はい、たける君。何かな?」
たける「この企画、前回は去年の9月ですよね?それぞれのキャラに細かな設定もあったと思うんだけど、もう誰も覚えていない、又は知らないんじゃないんですか!?」
先生「それに関しては問題ありません。誰一人覚えていなかったとしても、ボツ日記がある限りこのコーナーは復活します」たける「そもそもやる意味が、」
生徒「では始めますよ!!」
あゆみ「(たけるくん、あんまり先生に楯突くのはやめなよ)」
たける「(でも。。)」

先生「ではまず、昨日私のMixiで皆さんに配信したボツ日記は印刷してきましたか?はい、じゃあ今回もりょうこさん読んでもらえるかな」
りょうこ「はい。分かりました。(私は女優、、紅天女は私のもの、、仮面を被るのよ、、、)」


外から夏の終わりを告げる音が鳴り響いた。

夕食が終わり、我々家族がリビングでくつろいでいる時、それは聞こえた。
私は妻に合図をすると、すぐに息子達の身支度を整えた。

そして、夏の夜空へ駈け出した。

毎年私の住んでいる地域では、夏の終る頃に花火が打ち上げられている。わずか30分で終わる短い花火大会だが、色、形、大きさどれも素晴らしく、そして何より住んでいるアパートから歩いて数分の所で打ち上げているため、大変魅力的だった。しかしそれは毎年いつ行われているか知らなかった。またその花火大会の名称も知らなかった。それでも私達にとってそんな名もなき花火大会が夏の終わりの風物詩となっていた。

外に出た私達は、上空を見上げた。大きな音が辺り一面から鳴り響くが肝心の花火が見えなかった。花に群がるミツバチのように、私達は花火の音に吸い寄せられ、アパートの駐車場を通り過ぎて歩いていった。辺りは既に暗く、私はしっかりと長男の手を繋ぎ歩く。駐車場を抜ける。
黄金色の花が咲いた。

目の前に遮るものがない特等席。すでにそこには近所の住人が数人、花火を鑑賞していた。
私たちは、その人達のに陣取り、腰を降ろす。
赤ちゃんを抱えた夫婦を私達に会釈をする。暗くて誰とも分からぬが、私達も笑顔で会釈をする。

花火が上がると、息子は花火ひとつひとつに所有権を与えていた。
「今の花火は僕の」「今の花火はお父さんの」「今の花火はお母さんの」

自動販売機は煌々と光を放っていた。コーラとオレンジジュースを買って、自販機から取り出した。
その時、自動販売機の光をうわ丸光が辺り一面を包んだ。息子がそれを見て「すごいね」と一言。
私は「今までで一番すごかったね」と答えた。

妻の元に戻ると、花火の観客達は既に帰り始めていた。花火は既に終わっていた。先程の、フィナーレだったようだ。

「じゃあ帰ろうか」という私に息子は不満顔。先程買ったジュースを飲まずに帰るのが気に食わないらしい。
「家に帰ってから飲もうね」と約束をした。息子はにこりと笑い大きくうなづくと、家に向かって走りだした。

私も慌ててそれを追う。

外はまだ暑かったが、一時期に比べれた大分涼しくなったと感じた。
そして私たちは秋の夜空を背に家路へと付いた。
(誤字、脱字、日本語がおかしいところがあるかもしれませんが、未チェックです)



先生「はい、ありがとうございます。書いた本人によるとこれはまだ下書きの状態ということです。じゃあ皆さんに質問です。なぜこの日記はボツになったと思いますか?」
生徒「う~ん。。。」
先生「じゃあ、さくらこさん。どうかな?」
さくらこ「え?わたくしですか?う~ん、ワタシ分からない♪」
先生「思ったこと何でもいいから言ってみて」
さくらこ「チッ・・・あ、う~んやっぱり分からないわ☆」

先生「分かりました。そうだなぁ、じゃあ次はよしみさんはどうかな?」
よしみ「私ですか!?私に回答権がまわってきたとあっちゃぁ落語家の娘として何か答えなくちゃいいけませんね。なぜボツになったか。こいつぁいくら考えても分からない。おぉそうだ。隣の与作に聞けば何か分かるかもしれない!そう考える否やすぐに隣の家まで行く。どんどん!どんどん!お~い与作や!!いるかぁ??お~い与作や!!当の与作はというと丁度その時、家の中で蕎麦を食べていた。ズルズル、ズルズル、うん?何だい?一体何のようだね?ほうほうなぜボツになったか分からないって?それならさらに隣の権兵衛に聞いて」
先生「分からなければ無理しなくてもいいです」

よしお「いやさ、バレンタインってマジウザいよ。だってあんなチョコもらっても食いきれないっつうの。貴子なんてコンビニで買った板チョコ渡してき」
先生「よしお君?先生のお話聞いていますか?なぜボツになったか分かりますか?」
よしお「あ?」
先生「なぜボツになったか分かりますか?」
よしお「理由は二つ。一つ目は下書きしたものをそのまま忘れていたため、いまさら公開しても季節感が合わなくなってしまった。二つ目は、今見直すと文章的な粗がいくつも見つかったから。」

先生「…さすがよしお君ね。さて、皆さん。書き忘れていた、という事に関してもう一つ気が付くことはないでしょうか?」
生徒「う~~ん。なんだろう」
先生「ヒントは”ボツ日記の中の事ではありません"」

生徒「う~~ん…」

ゆういち「はい!先生!」
先生「はい、ゆういちくん。分かりますか」
ゆういち「ええ。この事件は先程のヒント”ボツ日記の中の事ではありません"が重要な鍵でした。では一体どこにあるのか?答えは簡単です。そう、答えは僕達の会話にあったんです!」
生徒「ざわざわ」

ゆういち「書き忘れていた、とは一体何なのか!?そう…犯人は…この中にいる!!!!」

さくらこ「ふん」
えいきち「僕もそう思ってた」
よしお「けっ」
りょうこ「何事…?」
よしみ「あたしゃぁ殺してなんかいませんよ」
あゆみ「?」
たける「もう帰りたい…」

ゆういち「犯人は……よしお君!!あなただ!!!」
よしお「な、俺が!?」

ゆういち「えぇ~あなたぁ~さきほどぉ~雑談でなんとおっしゃいましたぁ~」
よしお「は?覚えてねぇよ!」
ゆういち「んふふふふふ。あなたこう言ったんです。"バレンタインってマジウザいよ"。えぇ、さくらこさん、今日は何月ですかぁ?」
さくらこ「今は5月よ…あ!」
ゆういち「んふふふ。そうなんです。今は5月なんです。それなのに、あ・な・た。なぜかバレンタインの話題をしていましたねぇ」
よしお「ぐ!!」
ゆういち「そう、そこから導き出される答えは一つしかないんです。この日記自体が書かれたのは……実は…2月だったんです。んふふふ。」

先生「よく分かりましたね。一見するとボツ日記だけが公開を忘れていたと思いきや、このボツ日記を公開する日記自体も公開を忘れていた。なんて悲しい事件なんでしょう…」

たける「どんだけ忘れてんだよ!!」
あゆみ「(やめなって、たける君)」

キーンコーンカーンコーン

先生「はい、今日の授業はここまで」

「起立」「礼」「着席」

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