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妹の引越しを手伝った時の顛末

hitabon 
2011.05.05   [日記]



 四月某日、妹の引越しの手伝いのために私は車を走らせていた。
 引越しは父、母、妹の三人のみで当初行う予定だったが、思ったより人手が必要と母が判断した事により、急遽その前日に私にも召集命令がかかった。非力な妻と子供は家に留守番をさせ、妹の住んでいるアパートに一人私は向かった。
 私が到着した時分には、既に荷物の運び出し作業が開始されていた。部屋の中で荷物の要、不要を判断している妹の元へ向かう。私の姿を確認した彼女は目を丸くして驚いた。どうやら私が今日此処に手伝いに来ることを、母から聞かされていなかったようだ。

 妹は一歩私の方へ踏み出し、問いかけてきた。

妹「…なぜ?なぜ?いまここにお兄様がいるの?」
私「何故かって?それはお前の引越しの手伝いをするためさ」
妹「…でも、でも。私はお兄様に頼んだ覚えわないわよ」
私「お前が驚くのも無理はない。母上から連絡があって今日ここに駆けつけたのだ」

『大嫌いな私のお兄様』
作詞・作曲 hitabon

 (妹)
 ねえ どうしてお兄様がここにいるの
 大嫌いな私のお兄様
 空や海や大地にお願いしたとしても、貴方には来て欲しくなかった。
 出来ることなら時間を巻き戻して母に言いたい。
 お兄様は呼ばないで、私はお兄様の力を借りなくないわ
 アイスクリームやチョコレートやうまい棒にお願いしたとしても、貴方には来てほしくなかった。
 出来ることなら時間を巻き戻して母に言いたい。
 お兄様は呼ばないで、私はお兄様の力を借りなくないわ 
 部屋やYシャツや私にお願いしたとしても、貴方には来てほしくなかった。
 出来ることなら時間を巻き戻して母に言いたい。
 お兄様は呼ばないで、私はお兄様の力を借りなくないわ 
 ねえ どうしてお兄様がここにいるの

 見かねた母が私と妹の元へやってくる。
 母「いいかい。この引越には人手が必要なの。だからお兄様にも手伝ってもらうのよ」
 妹「分かりましたわ、お母様」
 憮然とした顔をしながらも、妹は了承した。

 部屋の中を全員散り散りになり作業を再開する。

『我の血潮を捧げよ引越しのために』
作詞・作曲 hitabon

 (全員)引越し。引越し。引越し。
 布団たたきを天に掲げ、さあ引越しだ。
 (私)大きな荷物を上へ上へ上げよう。
 (父)小さな荷物は下へ下へ下げよう。
 (母)中くらいの荷物は左へ右へ手渡そう。
 (妹)中くらいとも言えないちょっと大きい荷物も(※ここは早口でリズムを併せて)左から右へ投げつけろ
 (私)さあ、隠し味はBボタン。
 (妹)終いはAボタンよ。
 (全員)これで私達のオプションはフル装備さ
 引越し。引越し。引越し。
 布団たたきを天に掲げ、さあ引越しだ。

 おおよそ全ての荷物をトラックに運び入れた。この後のスケジュールに関して父が説明を行う。
 父「いいか、おまえたち。これから荷物を引越し先へと運ぶ。それが終わったら今日は解散だ。出発するまえに、少し休むとしよう」

『休憩を求刑する吾輩』
作詞・作曲 hitabon

(父)
 さあ、みんな休みたまえ
 私が求刑する
 30分の休憩だ
 お前たちよお縄につけ
 吾輩はポリスマン
 大海原をかけぬけろ
 ミトコンドリアを突き破れ
 吾輩が休憩したいのだ
 邪魔はしないでおくれよ
 緑の葉を目に乗せて
 さあドロン
 お縄につきやがれ
 どこだルパンは
 まずは峰だ
 次元でも五右衛門でもない
 峰だ峰をおさえるんだ
 だからこそ休憩だ
 それが吾輩の求刑

休憩が終わると、私達は車に乗り込んだ。父と母は荷物を乗せたトラックに乗り込み、私と妹は私の車でその後を追った。車中、妹は終始うつむいたままだった。

『顔を上げておくれ10』
作詞・作曲 hitabon

(私)
 顔を上げておくれ
 何故君はうつむいたままなんだい
 僕が君に、10と昔教えた事を覚えているかい
 2足す8は10だ
 9かもしれないが10だ
 近所の若奥様は言っていた
 あらうちは15よ
 でもお前は知っている
 10だ。いややっぱり20だ
 No More Gun
 それがこの世の掟
 でも、今日のぼくは8なんだ
 残りの2はポチにくれてやる
 その2は大事にしろよ
 あれ犬なんて飼ってたっけ?
 飼ってるさ
 俺たち所詮社会の乾電池だ
 単三、単二、単一
 お好きなのをどうぞ
 いつの日か
 一旗あげて
 空を飛んでやる
 Fly Fly Fly
 だから今は
 何故君があの時チョキをだしたかは
 聞かない
 飛び出せ、僕らの
 ヨークシャー・テリア探検隊!
 さあ11を目指そう

引越し先に着き、私達はトラックから荷物を運び入れ始めた。
その時だった。

私「ああああ」
母「一体、どうしたの」
私「荷物の尖った部分が私の腕にあたり、赤い鮮血が。血のように赤い鮮血が」
妹「お兄様!もういい。やめて。これ以上私のために傷つかないで!」
父「妹よ。そんなに取り乱して、一体どうしたというんだい」
妹「もう、ばか!」
妹は駈け出していってしまった。

『素直になれんわい』
作詞・作曲 hitabon

(妹)
 どうしても 言えんわい
 どうしても 言えんわい
 私はいつも素直になれんわい
 本当はお兄様が大好きなのに
 いつも 酷いことを言ってしまうわい
 私が怪人に攫われた時も
 お兄様がだけが
 CIAを呼んでくれたわい
 私がプラモデルが欲しいと言った時も
 お兄様だけが
 KAMIKAZEアタックだったわい
 私の大好きなお兄様
 どうか無事で
 そして
 素敵なアジアンカンフージェネレーションを咲かせてほしいわん

妹「お兄様…ちょっとお話が…」
私「どうしたと言うのだい」
妹「私、本当はお兄様の事が大好きなのに、うまく言えなくて。本当は手伝いに来てくれたのも嬉しかったのに、あんな事言ってしまって…」
私「知ってたさ。僕はずっと知っていたさ」
妹「それなのに、私は…でも、何故知っていたの?」
私「何故かって?それは…」

私「家族だからさ」

『素敵な家族ジャングルジム』
作詞・作曲 hitabon

(私)家族ってジャングルジム
(妹)そうね ジャングルジム
(父)いつもはただの骨組み
(母)でも、雨が降ると…

 (全員)
 スーパァスター
 タリラリッララ
 スーパァスター
 タリラリッララ
 私達いつも
 スーパァスター
 
 (私)どんな宇宙人が攻めてきても
 (妹)私達は勝率48%
 (父)でも今日は大丈夫
 (母)勝ち越しがかかった一番だから。だからこそ・・・
 
 (全員)
 スーパァスター
 タリラリッララ
 スーパァスター
 タリラリッララ
 私達いつも
 スーパァスター
 
 (私)もう怖くないよ
 (妹)でも初めてだからちょっと怖い
 (父)大丈夫、信じて
 (母)通信教育で勉強したから みんなで
 
 (全員)
 ジャンゴォジーム
 タリラリッララ
 ジャンゴォジーム
 道路に落ちている靴下も
 ジャンゴォジーム

 (全員)
 行こう!家族の力で
 悪のブランコをやっつけて
 僕らの正義を取り戻せ
 公園はポチ達のものだ
 返せ返せ
 この土地は渡さんぞ
 あ、その汽車はあげる
 そいつは人面汽車だから
 立派なジムを立てるんだ
 美しい
 地球を
 僕達の力で
 ジャンゴォーーーーー
 ジーーーーーーーーーーー
 ムーーーーーーーーーーーーーーー

妹「ありがとう、お兄様。これからは私もっと素直になるわ」
父「ふふふ、急にしおらしくなってしまって」
母「もうお父さんったら」
私「さあ、引越しの続きをしよう」
妹「待って。これだけは最後に言わせて。家族って…」


妹「素晴らしいわい!」

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コメント

No title

 
「何か優しい歌を・・・」と、探していたら
 見つけました。
奇遇です。

コメントありがとうございます

sakanannakaさん
『素直になれんわい』がどちらかというと優しめの歌です…
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