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オクラ連合軍 VS 長男

hitabon  長男 
2011.02.16   [日記]




 私と長男はテーブルを挟んで睨みあっていた。一杯の牛丼がその間に置かれている。

 今日は私が息子に夕飯を食べさせていた。食べさせていた、と書くと妙に思う方もいるかもしれないが、現在3歳の息子は食事を中々食べてくれない。食事中ちょっとでも目を離すと、すぐにどこかへ遊びに行ってしまうのだ。そのため、私か妻が御飯を口に運んで食べさせてあげることがあった。
 今日の夕飯は牛丼。息子は牛丼好きのため、今日の食事は難なく食べるであろうと思っていた。しかし、一つだけ問題があった。

牛丼の上に載っているオクラだ。オクラが嫌いだと言って食べてくれない。どうしても嫌だと言うのなら無理やり食べさせるのも考えものだが、私は知っていた。彼はオクラが好きなはずなのだ。先日「美味しい、美味しい」と言ってオクラを食べていたのだ。それなのに何故か今日に限っては一切口に入れようとしない。しかし、私もここで引き下がれない。御飯と肉だけでは栄養のバランスが悪いので、どうにかしてオクラも食べさせたい。
 10分間に及ぶ長男との睨み合いの末、オクラを食べてもらうアイデアを私は閃いた。閃いたと言っては少々大げさだが、牛丼をスプーンであげる時に一緒にオクラを忍ばせればよいのだ。ただ、僅かなオクラを牛丼に紛れこませていくだけでは、最終的にオクラのみが余ってしまう事が懸念される。そのため、息子が気が付かないぎりぎりのラインで徐々にオクラの量を増やしていき、気がづけば「オクラもっと食べたい!」「オクレ兄さん大好き!」「オクラ…オクレ…」という状態にまで持っていきたい。息子を騙して食べさせるのは若干不本意ではあるが、これもお前自身のためだ。必ずお父さんがお前をオクラ好きにしてやる!

こうして私とオクラのオクラ連合軍と、長男との戦いの火蓋が切って落とされたのだった。

Round 1
では手始めに、一口分のスプーンに牛丼90%とオクラ10%を入れてみよう。ただし、10%分のオクラは牛丼の下に隠しておくものとする。
Fight!
長男は一口食べると、美味しいと言った。なるほど、10%程度ではほとんど何も感じないようだ。出だしは順調だ。
You Win!!!

Round 2
まだまだいける。牛丼80%にオクラ20%ではどうだろうか?
Fight!
長男は一瞬嫌な顔をした。何かを訴えかけるような目付きで私を見てきた。「おいしいかい?」と聞くと、「美味しい」とちょっと間を開け答えた。少し変化に気づいたのかもしれない。
You Win!!!

Round 3
そろそろ危ないのだろうか?牛丼70%にオクラ30%。オクラは若干隠し切れていない。
Fight!
一口食べると、すこし間を開け「何か変なものが入っている」と申告してきた。
「どれ口を開けて見せてみなさい」と言う私に長男は口を開く。「おお、牛丼だね」と言うと、長男はそのまま飲み込んだ。確信を持てない何かに気づいたようだ。
You Win!!!

Round 4
もう限界な気がする。牛丼60%とオクラ40%。明らかにオクラが見えている。
Fight!
口に入れてすぐに吐き出した。「これ嫌い」と喚いていた。さすがにオクラが多すぎだろう。
You Lose...

以上で。。。。

Here Comes a new Challenger!!!!

Extra Round
これを試さなくては終われない……
オクラ95%、ごはん5%。
究極のオクラ丼。King of オクラ。オクラホマミキサー。
Ken「あなたはオクラですか?」
花子「いいえ、私はオクラです」
御飯粒を「この世に舞い降りた白い妖精たち(=雪)」というコンセプトで混ぜ合わせていたら、だいぶ時間がかかってしまった。しかし、もしこれを食すことが出来れば、晴れてオクラの国で息子は暮らせるはずだ。もはや今日の夕食は何だったか覚えていないが、そもそもオクラというものはOKURAとも言うように、

「僕それ、絶対食べないよ」

……

「一口くらいどうかな…?」

「絶対嫌!!」

……

「そ、そうか…じゃあ、オクラが入っていただけに、これはお蔵入りだな!」

「……?(長男)」

「……?(次男)」

「……...(嫁)」


……


寒い夜だから・・・
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コメント

No title

 初めまして。栖本伊有と申します。
 いつも楽しく拝見させていただいております。

 流石にオクラ95%は……。
 もう、牛丼でなくなってますね。
 ご飯すらおまけ程度に……。それは嫌がります;

 最後、うまく落としましたね。
 その文才が羨ましいです。

 では、失礼いたします。

No title

今晩は。

不覚を取ってしまいました。自室で一人、ニヤニヤしてしまう私。

TRFときましたか。。。

次回作も期待させていただきます。

コメントありがとうございます

栖本伊有さん
こんばんわ。
丸ごとのオクラの中にご飯を詰める、という奇策に出ても良かったかもしれないですね。
ただ記事内では触れなかったのですが、今回牛丼の上にオクラが載っていた時、初め私も「なんじゃこりゃぁ」と思いましたw(まあ、食べてみたら牛丼と合っていたから良いのですが^^;)

愚夫愚父さん
>>不覚を取ってしまいました。自室で一人、ニヤニヤしてしまう私。
是非今度、隣で私も一緒にニヤニヤさせてください。
と、自分でも何を言っているのかよく分かりませんが、そんな感じで今後とも宜しくお願いします。
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