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僕の頭の中に佇むその音を

hitabon 
2011.02.03   [日記]



私のブログを毎回読んで頂いてる方は既にお気づきであろう。前回の日記の途中、私がブログを書く環境において一つの変化があった。

「おいおい、まさかそんな当たり前な事を書くなよ!」退屈な話になることは火を見るよりも明らかなため皆そう思っているだろう。ただこれはどうしても私自ら報告しておきたいと考え、この日記を今回書くことにした。

何が変わったか?
明快に説明するのは正直難しい。万が一それを一言で、それもスワヒリ語で説明しろということならば尚いっそう難しい。バントゥー語ならどうか?いや恐らくそれも駄目だ。キクユ語なら?やはり駄目。私はケニアの言葉はさっぱり分からないのだ。

話は変わるが、ブログを書き始めてから半年以上、息子達は本当に大きくなった。長男に関していうと、本を読んでもらう事が最近は好きなようだ。先日、ちょっとした本の読み聞かせイベントが近所の本屋で行われた。その本屋にたまたま居合わせた私と息子も参加してみたのだが、本を読み上げてくれているお姉さんのスカートがとにかく短かった。周りは小さな子供達ばかり。そのためそれに気づいたのは私のみだったかもしれない。しかしこんな小さな本屋のお姉さんのスカートにも不況の波が押し寄せているのかと惨憺たる思いをし、読み聞かせが終わった後もその視線を外すことが私には出来なかった。
そして次男に至っては、先日初めて自分の足で野外の大地に立った。大地に立つ、と書くと変に勘ぐる方もいるかもしれないが、起き上がった次男はそのままザク2機を撃破するという初めてとは思えない戦果を挙げた。近くで見ていた民間人のOL風の女性が叫ぶ。「見て!あの子すごくかわいい!」しかしそれが次男に向けられたものなのか、私に向けられたものなのか判断のしようが私にはなかった。

と、そんな感じの休日を過ごしている私hitabon。是非ここは「ワタクシhitabon」ではなく、「ワタシhitabon」と読んで頂きたい。ケータイ小説っぽいから。

それでは話を戻して何が変わったか?

それは

「キーボード」

前回の日記の書き途中、音楽性の違いやマネージメント会社との軋轢などがあり私のブログからキーボードが脱退することになった。

『かたかたかたん』

 この音を聞くたびに彼の事を今でも思い出す。ブルートゥースキーボードとして彼はこの世に生を受けた。ブルートゥースキーボード。簡単に言うとパソコンとキーボードが線で繋がっておらず、無線で繋がっているキーボードのことだ。彼と活動を開始した当初、私は彼を歓迎していた。なにしろ線いらず。私は嬉しさのあまり、意味もなくパソコンとキーボードを1m離して文字を打ったり、キーボードを持ったままスケート選手のように回転しながら文字を打ったり、だいぶ日にちが経って砂糖が固まった羊羹をがりがり頬張り緑茶をすすりながらキーボードを打ったりした。全てが無線が成せる技だった。

 しかし大きな問題が彼にはあった。出だしの反応が悪いのだ。どういう事かと言うと、数分間彼を使用していないと自動的にスリープ状態になり、省電力モードへと切り替わる。この点に関しては問題ない。家計に優しい素晴らしい心持ちと言えよう。問題はその後。スリープ状態から元のキー入力可能な状態に移行させるには、キーボードの何かしらのボタンを押す必要がある。しかし、ボタンを1つ押した程度では彼は起きてくれない。試行錯誤のうえ分かったのは、面倒でも複数のボタンを短い間隔で押す必要があるということだ。
「かたかたかたん」
左右左右BA。自機をフル装備にしたい訳でも残機数を増やしたい訳でもない。それは、私と彼だけが通じる彼を起こすための魔法のコマンドだった。

「ちょっとインターネットを見ようかな」かたかたかたん。
「近所のスーパーのチラシを検索してもらえる?」かたかたかたん。
「お父さん、パソコンでトーマスをみたいよ」かたかたかたん。
「Amazonからの注文メールがき」かたかたかたん。
「ちょっと本をさが」かたかたかたん。
「お父さん、」かたかたかたん。
「きょうは」かたかたかたん。
「住宅」かたかたかたん。
「お」かたかたかたん。

彼を首にすることにした。とは言え、紆余曲折もあり一年間わたしは彼と活動を共にしてきたのだった。

***

 そして先日、新しいキーボードが届いた。過去の失敗を元に今度は有線のキーボードを選択した。黒曜石と見間違えるような高級感あふれるボディ、ストラディバリウスを彷彿させるキータッチ音、ザクの目玉を思わせる不気味に赤く光るLED。全て申し分ない。私は興奮し、ディスプレイ上に軽快に湧き上がる文字に歓喜していた。そしてその勢いのままブログの続きを書き始めた。その時だった。

「妻は台所でおたまを片手に苦笑しああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

体をびくっとさせキーボードから手を離した。違う、私ではない。少なくとも"あ"の文字を私は押していなかった。尚も"あ"は画面上に溢れ続ける。何だ、何が起こっている?左から右へそしてまた左から右へとウインドウを"あ"が覆っていった。なぜ、どうして?そしてとうとう画面全体が"あ"のみになる。私はようやく気が付いた。これは彼の叫びなのだ。一年間共に過ごした仲間をいとも簡単に切り捨てた彼の復讐なのだ。私の頬を一粒の涙が伝い、そして顎のところで小さな水滴となり、耐え切れなくなったそれは床に落ちた。
 いつの間にか、私の傍で心配そうに次男が私を見つめていた。ありがとう、次男。でもね。お前がさっきから遊んでいる文字が沢山書いてあって細長いそれ。ちょっと心当たりがあるから、返してもらえるかな……

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コメント

No title

あるあるあるあるある~。
私も会社のパソコンのまわりに書類を山積みしていたら、
急に画面に勝手に文字が!!

これってキー坊ドンの逆襲だったんですね。

ウイルスバスター起動中、重くなって動かないパソコン。
イライラしてENTERキー押しまくる私への忠告?

もっと大事にしてあげないとだめですね!!

コメントありがとうございます

ときこさん
返信遅くなってすいませんでした
>>キー坊ドン
太鼓の達人に出てきそうなキャラですねw
>>もっと大事にしてあげないとだめですね!!
ほんとそうですよね。交換前のキーボードをどうしようか思案中です。

ブログの更新頻度が最近落ちてました。いろいろと思うところがあり、良い意味(?)で充電してました。明日か明後日くらいから、Ver2.0として頑張ります。
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