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HITABON QUEST II (後編)

hitabon    長男  次男 
2010.11.22   [HITABONQUEST]



HITABON QUEST II (前編)

長男「なかなか出てこないね」

洞窟の中に、長男の声だけが何重にもこだました。
確かに奴の姿、形も見えない。もしかして、この洞窟から逃げてしまったのか?そう胸をなでおろした、その時だった。


黒き小さな悪魔があわられた。

黒き小さな悪魔はhitabonが身構える前に襲い掛かってきた。

黒き小さな悪魔は逃げ出した。


ぐ…、速すぎて動きについていけない。落ち着け、狙いを定めるんだ。
俺はやれる子だ。いつだってそうだったはずだ!

hitabon「また来るぞ!!!」


黒き小さな悪魔があわられた。

hitabonは闇を切り裂く聖なる霧を取り出した。
hitabon「これで終わりだ!」
聖なる霧が噴出される
黒き小さな悪魔に2のダメージ。

黒き小さな悪魔は逃げ出した。


確かにダメージは与えたはずだ。しかし、止めを刺しきれていない。
やはり直接的な攻撃で仕留めなければならないのか。しかし、あの素早さ…一体どうすれば…

その時だった。
洞窟の入り口が黄金色に輝いた。私も長男も思わず手の甲で目を覆った。輝いていたのは洞窟に入ってきた小さな…次男!?

hitabon「お前は危ないから、向こうに行っていなさい!」

次男は優しく微笑み、そしてゆっくりと語り掛けてきた。

次男「パパ。どうして奴を目で追っているの?そうじゃない。心の眼で追うんだ」

心の眼…
そうか、そういうことか。なんということだ。まだ1歳にも満たない我が子からこんな大切なことを教わるとは。

hitabon「ありがとう。俺はもう…迷わない!!!」

伝説の道具を床に置いた。私にはもう必要なかった。そして、聖剣エクスシンブンシーを真正面に構える。
そして最後に、私は静かに目を閉じた。

心を研ぎ澄ますんだ。体の感覚全てを使って感じるんだ。
長男の荒い息遣いが右後方から聞こえる。左前方からは水の滴る音が。
出来る。感じるんだ。
奴の体温。奴の鼓動。奴のオーラを。

長男「あそこにいたぁぁ!!!」
hitabon「ど、ど、ど、どこだ!!??」

やっぱり目を開けることにした。
しかし!今までの俺とは…違う!!!
不思議と身体中に力が漲ってきた。

hitabon「多くの人達が今まで傷ついてきた…」私の体が青い光に包まれた。
長男「そして多くの人達が今まで涙を流してきた…」長男の体も青い光に包まれる。
hitabon「人々の心に希望の光が灯る限り、」
長男「僕達、人間は決して未来を諦めない!」
hitabon「今、全世界の人達の心を、ここに一つに集め、」
長男「大いなる闇を打ち払う!!」
hitabon「楽しかった、」
hitabon&長男 「運動会!」
hitabon「……」
長男「……」
hitabon「い、いくぞぉぉぉぉ!!!!!」


黒き小さな悪魔があわられた。

黒き小さな悪魔はhitabon達が身構える前に襲い掛かってきた。

黒き小さな悪魔の体当たり
hitabonはひらりと身をかわした。

hitabonの攻撃。
hitabon「今、全ての力をここに!!うぉぉぉぉ!!!!」
会心の一撃!!
黒き小さな悪魔に200のダメージ。

黒き小さな悪魔を倒した。

1000の経験値を手に入れた。

hitabonはレベルが上がった。
力が10上がった。
男前度が20上がった。
素敵な父親度が50上がった。
近所の奥様にも評判の素敵な旦那様度が100上がった
家庭内の威厳度が1上がった


やった…思わず安堵の溜息をつく

長男「やったねお父さん!!」

私は息子の言葉に、天に向かって真っ直ぐに突き出した親指と満面の笑みで答えた。

こうして私達は魔物討伐を終え、無事に洞窟を出ることが出来た。
外の光はとても眩しかった。生きて再びここに戻ってきた事を祝福しているかのようだった。

しかし、村娘はやはりTVを見ながら待っていた。
私はいたずら心で、魔物の死骸を包んでいたエクスシンブンシ-ごと、村娘の方に投げてみた。


村娘が現れた。

村娘はhitabonが身構える前に襲い掛かってきた。

村娘の攻撃。
村娘「ちょっと何すんのよ!!!!」
漆黒の稲妻が大地を突き抜ける!
痛恨の一撃!!
hitabonはに5963のダメージを受けた。

hitabonは死んでしまった。



薄れ行く意識の中、目の前に冒険の書が置いてあるのが見えた。
私は震える手でペンを取り、最後の気力を振り絞って、こう書き記した。

「 今度生まれ変わったら、名前の後ろにデラックスをつけたい……」

次男が精霊ヱビスを一缶、何も言わずに私の骸の横に置き、そして去っていった。



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パソコンから見ると臨場感が増すようになっています(文章の中身は同じです)

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コメント

No title

黒き小さな悪魔より、村娘の方が強かった様ですね(笑)
精霊エビス(琥珀?シルク?)でHPを回復して下さい!

後半盛り上がりましたね♪
5963のダメージ(笑)
記事のアップも5963でした☆
いつの日かそんなhitabonさんの横で長男くんが、黙ってプシュっとEBISUを開けて飲む日が来るんでしょうね~。

No title

世界中の傷ついた人々の心を一つに、ついに黒き小さな悪魔をやっつけましたね!おめでとうございます!!+。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
「近所の奥様にも評判の素敵な旦那様度が100上がった」
素敵なレベルアップですね。思わず吹いちゃいました^^

そして、最後に現れた村娘の攻撃は半端ないですね・・・!
字が赤くなったことで悲壮感がさらに増した気がします ( ノω-、)
教会でセーブしていないから男前度が・・・・・。

No title

死んじゃったの?
・・・
じゃ 精霊ヱビスでもって ふっかつしてください
お疲れ様でした

長男君、どこで卒業式風のセリフを( ̄▽ ̄;)


投げたくなるでしょうが、魔物と同化したエクスシンブンシーはイタズラでは済みませんよwww

No title

最後は盛り上がって、死んじゃったんですか。復活ありを期待します。Y・K

よかった…

敵と空中戦にならなくてよかった…
そしてなにより一番手強いのは村娘(笑)

おつかれさまでした

こんな激闘を繰り広げたにもかかわらず、
家庭内の威厳度が1しか上がってないなんて(笑)

村娘、最強ですね。

No title

次男くんが影の勇者なのかもしれない・・・。
いい味だしてます(笑)

ブルブル!!あの感触。
久しぶりにゲームしたくなりました。

プププッ

後編を読み

家庭内
勢力図を…

よいよい
プププッ

楽しませていただきましたぁ
(^o^ゞ
ありがと

こんばんは

いつも楽しく拝見させてもらってます。


ドラクエのパパスを思い出します

家庭での威厳はもうちょいあがってもよいのに

けっこう活躍してますよね


ナイスファイト

コメントありがとうございます

Juno☆さん
村娘の本当の正体は…
ちょっとここでは書けません。。。

久那さん
>>いつの日かそんなhitabonさんの横で長男くんが、黙ってプシュっとEBISUを開けて飲む日が来るんでしょうね~。
想像するだけで、感慨深いです。そして私の誕生日には息子達から赤いちゃんちゃんこをもらって。。。(どんだけ先の話だって感じですが。。。)

優月さん
>>教会でセーブしていないから男前度が・・・・・。
ご心配ありがとうございます。男前度は既にMAX値に近かったので、多少減っても問題ありません。。。

dariaさん
私の場合、渋めの緑茶でも復活可能です!

雅さん
>>魔物と同化したエクスシンブンシー
死してもその呪いは感染し、更なる悲劇を生むわけですね。。。

Y・Kさん
>>最後は盛り上がって、死んじゃったんですか。
「hitabonは滅びぬ。何度でも蘇るさ。 hitabonこそ人類の夢だからだ。」

mackyさん
>>敵と空中戦にならなくてよかった…
その場合、間違いなくこちらが負けていたでしょうね。。。

hitomistyさん
>>家庭内の威厳度が1しか上がってないなんて
家庭内威厳度は非常にレアな能力値なので、めったに上がりませんTT

ときこさん
>>次男くんが影の勇者なのかもしれない・・・
次男が参戦してくれていれば、テレポーテーション(高速ハイハイ)で近づいて、聖なる雷(平手打ち)で一撃だったかもしれません

みかすけ。さん
>>家庭内勢力図を…
現在は次男が頂点に君臨しており、誰も逆らえません。。。

はちみつとクローバーさん
>>ドラクエのパパスを思い出します
>>家庭での威厳はもうちょいあがってもよいのに
私が本気をだせば、村娘の一人や二人簡単に。。。うわ、やめろ!何をする!!ぬわーーーーー!!
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プロフィール

名前 : hitabon

2児(♂5歳、♂3歳)の父親です(プロフィール詳細はこちら)

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