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無駄遣い

hitabon   
2010.08.15   [日記]




「ちょっと最近、使いすぎじゃないかな?」
妻がAmazonの請求書を片手に私に詰問していた。

Amazonは便利だ。パソコンの前でボタン一つで品物が購入出来てしまう。これには恐ろしい魔力があり、ついついそれほど必要ない物まで熟考することなくボタンを押してしまう。
私の家庭では月のお小遣いが決まっている。月の給料を嫁が一度受け取り、そこから私にお小遣いという形でお金が流れていた。
しかし、それとは別に私がお金を使用出来るケースがあった。

一つは、本屋。本屋に行き、仕事関係で使う本ということで申請すると、妻の許可が下り次第、国庫から金が捻出される。この場合、無尽蔵とまでは当然いかないが、お小遣いとは別に購入できるシステムになっていた。

そしてもう一つがAmazon。
これに関しては、購入後に事後報告で許可を得て、金が捻出されていたのだ。
「買いたいときが買い時だよ、お母さん」
昔、私の妹が持っていたちびまる子ちゃんのカルタの一枚。この手続きの流れは論理的な理由がある訳ではなく、つまりはそういうことであった。欲しいと思った時には、既に購入ボタンを押していたのだった。

妻の持つ請求書。書籍代。3000円。先週、先々週にもAmazonで書籍を購入したばかりだ。さすがに反省しなければならないと思った。
その晩、私は妻に購入した物品の必要性を必死に説いた。
さらに妻の全身をマッサージして体の凝りを解いた。
そしてそんな熱心な気持ちが、10分に及ぶ妻の査問委員会から私をといた。
怒り心頭だった妻もだいぶ機嫌が良くなっていた。もしかしたら、今の職を辞めてマッサージ師を目指せばよいのでは、そのための勉強をAmazonで本を買って、、、そこまで考えてやめた。

強制労、、妻へのマッサージが終わり、私は一人パソコンの前に戻った。Amazonで購入した商品を振り返りろうと思った。Amazonのアカウントページを開き、パスワードを入力、そして注文内容/履歴のページ。

私は急いで立ち上がり、再び妻のマッサージに向かった。

パソコンのディスプレイ上には、一冊の本の表紙と「まもなく発送されます」の文字が躍っていた。

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